FMC第309回セミナー報告
講師 三木勘也氏(国際ファッション専門職大学 国際ファッション学部教授)
テーマ ファッションデザイナーは今、何を問われているのか?
-現在における成功の条件ー
開催日時 令和8年2月13日(金)18時15分~20時過ぎ
会場 大阪産業創造館5階研修室
参加者 会員中心に16名
冒頭から強烈、今回のセミナー!
世界のスーパーブランド「ルイ・ビュトン」のチーフデザイナーいうと、しなやかで長い指に指抜きを嵌めて、長いスカーフを巻き、金髪を掻き揚げるしぐささえもさまになる好男子、私にはそんなイメージがありました。
しかし、三木勘也氏のレジュメ表紙を飾るそのチーフデザイナー「ファイル・ウィリアムズ氏」は、非白人系アメリカ人ミュージシャン!
おそらくその指は、ギターをつま弾いても、指抜きはおろか、生地もろくに触ったことがないと思われる人物だったのです。
度肝を抜かれました、同時に、ファッションが、布を自在に操る「服の魔術師」と呼ばれた人々の時代から、多くの人々が心酔するコア・イメージを作り上げることができるマーケティングセンスを持ったアーティストの時代へと変わっていることが突然、大きなうねりのように意識に入り込んできました。
講師が、ファッション界では誰知らぬ人がないアントワープ王立芸術アカデミーを首席で卒業し、パリで数々の著名ブランドに在籍し、現在のファッション界に通じた人でなければ、セミナーで淡々と語られたその話は、にわかには信じられない内容だったと思います。
その衝撃的な導入に打ちのめされて、セミナーでそれ以後語られた
★何故そうなのか、現在社会の構造と特徴
★ウルトラファストファッションとハイブランドが共存する社会構造。
★(日本の過去に遡り)20世紀末、バブルが終焉するまで、現在とは比較にならないほど大きな人々の生活に大きな価値を有していたファッションビジネスとデザイナー、またその理由。
などの話は、巣の上で餌を求めて口を開けているヒナのごとく、何の疑いもなく流し込まれてしまいました。
ファッションビジネス、ファッションデザイナー、ブランドビジネスのイメージが、大きく変わった画期的なセミナーでした。
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