FMC定例セミナー第312回聴講報告

繊維主にユニフォームに特化した業界紙センイニュースで社長も務められ、それ以降もユニフォーム事業部長兼相談役として、今なお精力的にユニフォーム産地の取材で各ずり回っておられる岸田氏のテーマは、日本の繊維産地の現況であり、自らが手を染めていない産地は、各支社の現地記者に電話で根掘り葉掘り聞きこまれたとのことだった。

セミナーは、一方的な話はほどほどにして、参加者からの質問に答える形式で進み、同氏以外では答えにくい鋭い質問も、分かりやすく答えていただき、なるほどそう判断するのかとうなずかされることが多い内容だった。

 その中で、耳に残っているのが、繊維と服に関する業界紙2紙(センイニュース、繊研新聞、他にもあった業界紙は廃刊になっている)のコンセプトというか構え方の違いだった。

ファッションビジネス全体をカバーする繊研新聞、ユニフォームや産地に特化したセンイニュース、これが、今から15年後には一紙しか生き残れないと断言された岸田氏の慧眼で書かれた記事は、これからも注目していきたい。

報告者      佐野勝彦

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